Maximum
フランスのアップサイクル 家具ブランド
「私たちの家具はゴミ箱からやってきました。私たちの目標は彼らが二度とゴミ箱に戻ってこないということです。」
これが彼らの最大の目標であり、マキシマムの出発点でもあります。
About Maximum
現在のフランスの製造産業において、物を製造するためにはエラー品や色違いといった、完成品とされなかった不良品を含めると、材料の約3分の1が廃棄物として捨てられてしまいます。驚くことに、フランス全土で毎日約65,000トンにものぼります。
この問題を解決するため、3人の若手起業家は、フランス国内の製造業者が生み出した廃棄物を原材料に、ユニークな家具を製造する工場「マキシマム」を設立しました。
Gravêne
はじめに、色のついた粉末プラスチックを機械に投入し、200℃まで熱します。すると、プラスチックはまるでスパゲッティのような液体状になり、機械のノズルからドロドロと流れ落ちます。それらを職人が椅子の金型に流し込み、シェル状の椅子へと手作業で成型していきます。成型後、約3時間ほど冷ますことで、より強固なシェルとなり、スパゲッティ状の模様が残る色鮮やかなプラスチックチェアが誕生します。