素材について
Ceramics
Original BTCの照明に使われているボーンチャイナ(陶磁器の一種)は、イギリスで最も陶器産業の豊かな街、ストークオントレントで生産されています。
ボーンチャイナとは原料の粘土に牛の骨灰を混ぜることで、一般の磁器と比べ素地が薄いにも関わらず、強度が強く透光性に非常に優れ、純白のような白味を帯びる性質をもつため、一般的には高級食器類などに多く用いられてきました。
これらのボーンチャイナの優れた性質や、伝統を重んじる職人の高い技術に惚れ込んだピーターは、自社の照明器具のコレクションにボーンチャイナを取り入れることで、美しく繊細なデザインを生み出すと同時に柔らかな光を魅せることに成功しました。
Metal
PhaneやTitanシリーズをはじめとした、Original BTCの照明コレクションの中で使われているアルミニウム、スチール、鉄といった全ての金属素材は、イギリスのバーミンガムの工場で生産されています。
18世紀後半の産業革命より続く高い工業技術を受け継ぐ職人によって、板状の金属(板金)の状態から手作業で金属の溶接や鋳造などの加工を行い、イギリスの伝統に基づいた普遍的でありつつも現代的で美しい照明のデザインを忠実に再現しています。
Glass
Original BTCの照明に使われているガラスシェードは、かつてヨーク大聖堂やバッキンガム宮殿のステンドガラスを製造していた、バーミンガムの工場にて生産しています。
熟練の技術を要し生産に時間のかかる手作業での生産ですが、最高の色味、透明度、鮮明さを保つためには必要不可欠な工程であるとピーターは考えています。
安価に大量生産されたガラスとは異なり、一つ一つ手作業で作られることで、このガラスを通した光は柔らかな温もりが感じられます。